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目次
久留米エリアでの脳梗塞への自費リハビリ
福岡県の久留米エリアとは
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モヤイ教授
おはようございます。
今日も、脳梗塞の自費リハビリと社会問題について教えてください。
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わかりました。
私の専門は、脳梗塞などへのリハビリや日本や地方が抱える社会問題を分析することです。
今日は、福岡県の久留米エリアについて考えてみましょう。
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私の地元でもある久留米市近郊ですね。
よろしくお願いします。
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久留米市は、福岡県において第3番目の都市です。
福岡県の南部に位置するため、周辺地区との交流も盛んです。
また、近隣の佐賀県や大分県にもアクセスしやすい場所です。
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たしかに、住みやすいところです。
個人的には、ほどよい田舎という感じがして落ち着きますね。
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久留米市自体は、人口約30万人の都市ですが、地域交流が盛んであることから、その存在はより多くの人々に影響します。
また、人口に比例して脳梗塞などの脳卒中の患者数も多いため、近年自費リハビリへの注目度が上昇しつつあります。
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そうですね。
久留米エリアは、人口の割には医療機関や介護機関も比較的多い印象ですね。
それだけ、医療や介護などのサービスが充実していると思います。
聖マリア病院や久留米大学病院の他にも、大きな民間の医療法人がありますね。
地域住民は、皆、頼りにしています。
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そんな中で、自費リハビリも注目されつつあるのですね?
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そうです。
たしかに、久留米エリアでは、医療や介護機関は充実していると言って良いでしょう。
ただ、今後の将来を考えると、脳梗塞などの脳卒中への自費リハビリの存在は、やはり必要不可欠になると予想しています。
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それは、何故でしょうか?
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それは、日本全体が抱える少子高齢化の問題です。
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高齢化により、患者さんが増えて医療や介護の機関が十分な受け皿にならなくなるということでしょうか?
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もちろん、そのような側面もあるでしょう。
ただ、高齢者の患者さんが急増して医療機関などがパンクしかけるとしても、それは一時的なことです。
これからは、少子高齢化だけでなく、人口そのものも減少します。
そして、その減少の中心も、やはり高齢者なのです。
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だから、国や自治体も、箱ものと言われるような病院や施設を必要以上には増やしたくないのですよね。
たしかに、人口減少とともに高齢者も減れば、医療機関もパンクすることはないでしょうね。
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その通りです。
だから、脳梗塞への自費リハビリが必要な理由は、そのような医療介護のインフラやサービスの不足だけでは無いのです。
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そこには、少子高齢化により、今後衰退するかもしれない国や地方の経済などを救うという意味もあるのです。
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自費リハビリによって、人口問題や経済問題を緩和するということですか?
それは、すごい視点ですね。
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たしかに、このような視点で自費リハビリを考える人は、あまりいないでしょう。
しかし、これは重要なポイントだと考えています。
久留米市における人口減少や少子高齢化問題
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久留米エリアにおいても、人口減少や高齢化率は全国と同様に推移しつつあります。
そのため、久留米市としても対策や検討が迫られています。
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人口減少は、経済の停滞、労働力の不足、税収の低下などを招きます。
それに加えて、日本政府は現在も緊縮財政を進めています。
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そうですよね。
日本は30年間もデフレの国なのに、国は消費税を複数回増税するなどの異常な政策をすすめていますよね。
緊縮財政とは、例のプライマリーバランス黒字化方針のことですよね。
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現在よりも、さらに政府支出を減らして、その分増税で財政を賄おうとしているのですよね。
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よく、ご存知ですね。
大体、その通りだと思います。
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いずれにしても、緊縮財政は、政府支出を絞ることです。
よって、これからは医療や介護、年金などの社会保障費も削減される可能性があります。
事実、過去には、緊縮財政により、公共事業費や文教・科学振興費、防衛費などが削減されてきました。
現在は、医療や介護などの社会保障においても、現在のまま維持できるのか?という不安が高まりつつあります。
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2006年に医療のリハビリに日数制限が設けられたことが、いわゆるリハビリ難民問題に発展したのは衝撃的でした。
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リハビリ難民問題については、以下の記事も参考にしてみてください。
リハビリ難民の現状が現在も無視されつづける本当の理由|脳卒中編
この記事でも書いていますが、問題なのは、医療リハビリを卒業した後の介護保険でのリハビリが、必ずしもリハビリ難民の救済にならないことです。
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介護保険のリハビリは、デイケアなどでは平均20分間ですよね。
回復期リハビリが、最長で3時間の個別リハビリが可能であることを考えると、かなりのギャップを感じますね。
介護のリハビリは、しばしば維持期のリハビリとも言われます。
そのため、リハビリを行う我々も、維持的な内容で良いと考えがちです。
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しかし、現実的には、発症から1〜2年の時期は、未だ脳や身体の回復が盛んなケースも多いですよね。
特に、60代以下の若い患者さんの場合は、数年間に渡って回復が見られる場合もあります。
それなのに、回復期を退院して、介護保険のリハビリに移行した途端に、高齢者や超高齢者と同じリハビリ時間や内容になることは、かなり残念な気がしますね。
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はい!
おっしゃる通りです。
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元々、リハビリには、社会復帰を支援するという重要な意味があります。
たしかに、現在は、高齢社会ですから、患者さんたちもご高齢者が主体です。
ご高齢者の場合は、すでに仕事をリタイヤされていたりしますので、退院後も虚弱にならないようにデイケアやデイサービスで1日を過ごすという考え方は正しいです。
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一方で、より若い世代の患者さんが、仕事や家事などへの復帰を目指してより濃厚なリハビリを継続したいと考えたとしても、それは非常に理解できることです。
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そのような、若い患者さんへの支援として、脳梗塞への自費リハビリは価値があるのですよね。
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脳梗塞は、高齢者の病気というイメージもあります。
しかし、脳卒中全体で見ると、より若い患者さんもかなり発症されています。
統計上は、60代以下の脳卒中患者は、全年齢の3割弱にも及ぶというデータもあります。
脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの総称です。
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そのような、若い年齢層の患者さん達にとっての選択肢が、高齢者や超高齢者と同じサービスだと考えると少し悲しい気もしますね。
若い患者さんは、脳の回復の可能性が高齢者よりも高く、実際に社会復帰して日本や地方の経済に貢献する可能性もあるのですよね。
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そうなんです。
現在、マスコミが騒いでいる少子高齢化と人口減少の問題の本質とは、生産年齢人口の減少です。
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生産年齢人口とは、つまりは働き盛り世代という意味ですね。
定義は、15〜64歳ですね。
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そのような方々に、一人でも多く社会復帰していただくことは、これからの日本にとってはとても重要なことではないでしょうか?
久留米市の人口推移と高齢化率
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それでは、このエリアの中心となる久留米市の人口減少と高齢化について考えてみましょう。
下の図を見て見ましょう。
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![](https://noukousokuriha.com/wp-content/uploads/福岡で脳梗塞の自費リハビリを探す|自費リハビリの上手な利用方法.015.jpeg)
久留米市の人口推移と高齢化率
GD Freak https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040203/1 https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040203/2
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これらの図は、
福岡で脳梗塞の自費リハビリを探す|自費リハビリの上手な利用方法
という記事の中でも使いました。
今回は久留米エリアについてですが、福岡県全体についてはこちらの記事も参考にされてください。
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2020年では、303,316人の久留米市の人口は、2040年には28万人台にまで減少するとされています。
また、高齢化率については、2025年には30%で、全国よりもやや低いと予測されています。
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人口の増減には、出生数と死亡数から計算する自然動態以外に、外部からの転入や外部への転出が関係します。
久留米市の人口の転入と転出には少し特徴的なことがあります。
下の図をご覧ください。
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久留米市の年代別人口移動
久留米市人口ビジョン https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1100keikaku/2045keikaku/3015sousen/files/suisin1_siryou3.pdf
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久留米市の人口の推移を見ると、15歳〜19歳で人口が増えて、その後20歳代で減少する傾向があります。
これは、進学などにより転入して増えた人口が、今度は就職を機に転出して減少するものと思われます。
この背景については、後で分析を加えます。
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本当ですね!
転入は、大学や専門学校への進学が理由でしょうか?
その後、20代で転出が多いのは残念なことですね。
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2018年 都道部圏別人口の転入出
久留米市人口ビジョン https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1100keikaku/2045keikaku/3015sousen/files/suisin1_siryou3.pdf
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次は、都道府県別に転入出を見てみました。
九州の各県から転入して、福岡県内や東京圏や関西に転出する傾向にあります。
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福岡県内は、地元に戻るというよりも、福岡市内に引っ越すことが多いのでしょうね。
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次は、周辺市町への人口移動です。
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周辺市町への人口移動
久留米市人口ビジョン https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1100keikaku/2045keikaku/3015sousen/files/suisin1_siryou3.pdf
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明確に、久留米市よりも南部からの転入が多く、北部への転出していますね。
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次は、少子化についてのデータです。
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合計特殊出生率の推移
久留米市人口ビジョン https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1100keikaku/2045keikaku/3015sousen/files/suisin1_siryou3.pdf
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これは、合計特殊出生率の推移です。
2017年現在で、久留米市では1.57となっています。
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全国や福岡県に比べると、多少良いようですね。
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そうですね。
ただ、国民希望出生率の1.8や人口置換水準の2.07には遠く及びません。
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人口置換水準とは、現在の人口を維持できる出生率のことですね。
私は、三人兄弟ですが、今のお母さん達は、二人産むことも難しいのですね。
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そうですね。
これも悲しい話ですね。
ただ、これは、出産適齢期の女性だけの問題ではありません。
そもそも、現在の日本が出産や子育てに寛容な国では無くなったのが問題です。
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そうですよね。
友達とも話しますが、本当は2〜3人の子供が欲しい女性は沢山いますよね。
でも、仕事と家庭を両立させることが本当に難しいと思います。
私が子供の頃も、母はパートで働いていました。
でも、現在では夫婦ともにフルタイムで働かないとなかなか生活できません。
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財務省のデータでは、国民負担率は50%に近いと言われています。
収入の半分が、税金や社会保険料で天引きされるのですから、昔よりも生活が苦しいのは明らかです。
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それなのに、減税もせずに、新たな増税を企んでいる現政権は一体何なのでしょうか?
もしかして、◯◯なのでしょうか?
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ここには、深い理由がありそうですね。
いずれ、解き明かして行きましょう。
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しかし、仮に今のお母さん達の多くが2〜3人出産すれば、少子化の状況は大きく変わるのですね。
世界3位のGDPを誇る我が国ですから、本気になれば可能な気もします。
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本当です。
政府には本気を見せて欲しいですね。
次は、別の視点から見てみましょう。
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これは、大学生などへ行った意識調査です。
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就職希望地と久留米市に就職しない理由
久留米市人口ビジョン https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1100keikaku/2045keikaku/3015sousen/files/suisin1_siryou3.pdf
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上の図では、現在から将来に渡って、久留米市周辺で就職を希望している人が3割近いことが分かりますね。
一方、下の図では、半数近くが志望するような就職先が無いと答えています。
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これを見ると、大学生や専門学校生などが、単に都会に憧れて久留米エリアを去る訳ではないことが分かります。
本当は、地元に居たいのに、就職先が無いという事実が浮き彫りにされています。
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これは、かなり悲しい事実ですね。
日本全国の地方都市で起こっていることですね。
私は、OTという資格があったので、地元に就職できました。
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福岡県も、福岡市への一極集中が加速しています。
全国では、東京一極集中が問題視されていますね。
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地域経済の維持や活性化を考えると、人口減少に対しては一人当たりの生産性向上が必要になってきますね。
地元に魅力的な仕事ができて、限られた人口でも高い生産性が実現できれば良いですね。
そうすれば、一人当たりの所得も上がるのではないでしょうか?
そして、さらに地元へのUターンも増えるのではないでしょうか?
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大変良い視点ですね。
今後は、人口が減少することは自体は避けられないでしょう。
しかし、限られた人口でも生産性が向上すれば、一人当たりの所得は上がることになります。
現在のようない、テクノロジーが進んだ世の中ですから、実現可能なはずです。
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給与の低い外国人の技能実習生を雇う前に、もっとできることがありますよね。
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そのような視点を持った魅力的な企業が地元に増えて欲しいですね。
そして、経済的余裕を持って、本当に自由な選択が可能な世の中が訪れることを願いたいですね。
久留米市の脳梗塞などの脳卒中患者数
久留米エリアでも増える若い脳卒中の患者数
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経済のことを考えると、どうしてもシリアスになってしまいます。
次は、久留米市の脳梗塞などの脳卒中患者数を推定して、さらに自費リハビリの必要性を考えてみましょう。
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上の図は、厚生労働省の資料から久留米市の脳卒中患者数を推測したものです。
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令和2年の統計では、脳梗塞などの脳卒中の発生率は、人口に対しておおよそ1.4%程度になります。
それを、久留米市の人口や年齢層と絡めて推定してみました。
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現在の、久留米市の脳卒中患者数は、おおよそ4,206人となります。
年齢層ごとに分析すると、60代以下の脳卒中患者数は、950名程度で、全体の22%程度となります。
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高齢者層が多いのは、調べるまでもなく分かっていました。
しかし、60代以下だけでも、2割なのには少し驚きました。
普段、高齢者ばかりの職場にいるからそう思うのでしょうね。
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はい、若い方々でも、脳梗塞にはなります。
また、先天的な血管奇形による脳出血も珍しくありません。
そして、若い人たちの方が、医療的・社会的にリハビリが重要な場合が多いです。
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先ほどから言っていますように、若い方々にとっては、高齢者と同じリハビリの量や内容では物足りないものです。
40歳未満では、介護保険も該当しませんので、医療の外来リハビリや訪問リハビリの対象になります。
しかし、いずれにしても、十分な量とは言えないでしょう。
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このような年齢層が、先ほどから話題の生産年齢人口に相当するのですね。
定義では、15〜64歳とされていますが、現在では70歳ぐらいまで働く方は多いです。
60代までを生産年齢人口としても良いかもしれませんね。
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脳の病変による症状は多彩なので、難しいケースがいることは事実です。
しかし、しっかりとしたリハビリで、このような年齢層の方々の身体を治して、一人でも社会復帰・職業復帰に導くことは地域社会のためにも重要です。
そのためには、保険制度内のリハビリだけでは不十分な面があります。
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そんな時に、自費リハビリが必要なのですね。
やっと分かりました。
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本来、リハビリテーションには、社会復帰支援や全人的包括などの視点があります。
しかし、現在は、あまりにも高齢化が進んだため、政策もサービスもどうしても高齢者目線となっている側面があります。
しかし、このような人口減少の時代だからこそ、より若いケースへのリハビリ支援を本気で考える時なのかもしれません。
脳梗塞自費リハビリの社会的ミッション
テクノロジー進歩の功罪
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最後に、テクノロジーの進歩と脳梗塞への自費リハビリの社会的ミッションについて考えてみたいと思います。
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ここまでのお話の中でも、少し分かったような気がします。
脳梗塞への自費リハビリには、社会的に重要な使命があるのかもしれませんね
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そうですね。
先ずは、テクノロジー進歩の功罪についてです。
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近年のテクノロジーの進歩は、脳梗塞のリハビリに対しても大きな影響を与えつつあります。
例えば、ロボットリハビリや再生医療、エビデンスに基づく先端リハビリの考え方などでしょう。
それらは、患者さん達にとっては、新たな希望の光となるかもしれません。
それと同時に、新しいビジネスの開発という意味においてもリハビリ業界の光なのかもしれません。
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そうですね。
今言われたような内容は、大半が自費診療の領域となりますからね。
ただ、少し心配なこともあります。
将来的には、ロボットやAI(人工知能)が人間に変わってリハビリを行う世の中が来るのでしょうか?
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いいえ、そうではないでしょう。
ロボットやAIは確かに進歩を続けるでしょう。
しかし、人が直接的に行うリハビリも無くなることはないでしょう。
それは、人の身体や心の変化を正確に感じ取れるのは、やはり人だからです。
これからも、リハビリ専門職の技術の重要性は変わらないと思います。
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そうですよね。
少し安心しました。
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ただ、テクノロジーには別の意味での危険性もあります。
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たしかに、近年のITやAIの急速な進歩には期待が抱けます。
これまで述べてきたように、人口減少の日本においては、生産性向上のまたとない機会の到来にも思えます。
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しかし、現実的には、その効率化の恩恵が一般の労働者の対価には反映されていないと思います。
別の機会でお話しますが、世界3位のGDPを誇る我が国の国民の平均所得は世界最低レベルです。
一体、我々の稼いだお金はどこに流れているのでしょうか?
大手企業や一部の富裕層、海外の資本家へのメリットばかりに行っているようです。
さらに危惧されるのは、今後もさらに貧富の差が拡大することです。
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たしかにそのように言われていますね。
政治家の所得も世界最高レベルに高いそうですね。
国会議員の数もずば抜けて多いようですし・・・
そのように、一部の人たちへの利権が既得権益化するような構造があるのでしょう。
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本来は、日本の経済再生のためには、内需の拡大が重要です。
つまり、普通の庶民の所得が上がって、消費が拡大することです。
実質所得の向上には、減税も不可欠だと思います。
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つまり、どんなにテクノロジーが進歩しても、それが一般国民の所得に反映するような仕組みがないと意味がないということですね。
というより・・・・、むしろテクノロジーが低賃金を固定化する危険すらあるのですね。
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その通りなんです。
だから、我々、現場の専門家も広い視点を持つべきです。
そうしなければ、いつまでたっても何も変わりません。
テクノロジーの進歩が、国や国民を豊かにする枠組み作りが大事なのです。
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分かりました。
難しい話ですが、真剣に考えなければなりませんね。
脳梗塞自費リハビリの社会的ミッション
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次は、脳梗塞への自費リハビリの社会的ミッションについてです。
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いうまでもなく、リハビリでは患者さんを治すことが主目標です。
そして、さらに言えば・・・・、
それにより、日本という国自体が良くなることも大事なのです。
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それは、経済成長や生産年齢人口などの観点ですよね。
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そうです。
それが、これからの自費リハビリに求められる一つの側面です。
生産年齢人口の患者さんの社会復帰を支援すること。
そして、新しい自費リハビリというの市場を世の中に構築することが使命なのではないでしょうか。
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そのような、社会的視点が必要ですね。
医療やリハビリなどの専門性だけでなく、世の中全体の仕組みや構造をどのように改善するか?を考えることも重要ですね。
我々にも、そのような幅広い視点が大切だと分かりました。
今回も、ありがとうございました。
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本来であれば、今回のようなお話は、国や政府レベルで検討すべき課題です。
しかし、制度が変わらないのであれば、民間の力だけが頼りです。
これからも、一緒にかんばりましょう!
久留米エリアの脳梗塞への自費リハビリ|高齢化率や脳卒中患者数は?のまとめ
久留米エリアでの脳梗塞への自費リハビリのまとめ
久留米エリアは、福岡県の南部に位置しています。
人口30万人都市である久留米市を中心にしています。
久留米エリアでも、近年は脳梗塞への自費リハビリが注目されつつあります。
久留米市の人口推移と高齢化率のまとめ
久留米エリアにおいても、全国と同様に人口減少や高齢化がすすみつつあります。
久留米市の人口移動の特徴は、20代の転出が目立つことです。
久留米市側も、人口減少や少子高齢化家などへの対応を検討しています。
久留米市の脳梗塞など脳卒中患者数のまとめ
久留米市における、脳梗塞などの脳卒中患者の数は、およそ4000名以上と推定されます。
その中の3割弱が、60代以下の比較的若い世代と思われます。
脳梗塞自費リハビリの社会的ミッションのまとめ
テクノロジーの進歩は、脳梗塞のリハビリにおいても希望の光と言えるでしょう。
脳梗塞自費リハビリの重要な使命の中には、比較的若い患者さんの社会復帰を支援することで、国や地域の活性化に貢献することがあります。