目次
筑後での脳卒中のリハビリ
筑後市の特徴
さくら先生、こんにちわ!
今日は、筑後市での脳卒中のリハビリの事情について教えてください。
アザーシ君、いつもありがとうございます。
わかりました。
今日は、筑後市の高齢化の状況やリハビリについてお話しをしましょう。
筑後市は、福岡県の南西部、筑後平野の中央にあります。総面積は41.78平方キロメートルで、市域の6割は農地という田園都市になります。北は久留米市、東は八女市とも接しており、交流も盛んです。人口は、2023年現在で48,821人です。市のHPによると、周辺の自治体に比べると、今後の人口減少や高齢化率の増加は比較的に低く抑えられると予想されています。市内には、九州新幹線の筑後船小屋駅やHAWKSベースボールパーク筑後もあり、交通や観光の要所としても注目を浴びています。
筑後市ってどんなまち?
筑後市HP https://www.city.chikugo.lg.jp/shisei/_6166/_5790/_11995.html
なるほど・・・
人口30万人の久留米市に比べると、随分とコンパクトな印象ですね。
その割には、農業などの地場産業や観光業が盛んな印象です。
全国よりも、人口減少や高齢化率が比較的緩やかなのには大変興味が湧きますね。
そうですね。
それでは、具体的に見てゆきましょう。
筑後市の高齢化の現状
先ずは、筑後市の人口の推移についてです。
次の図をご覧ください。
筑後市の人口推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040211/2
48,000人ぐらいの人口が、今後は徐々に減少してゆくのですね。
人口減少自体は、日本全国が同じ傾向なので、ある意味では仕方ないですね。
たしかにそうですね。
ただ、人口減少の度合いは、近隣よりもかなり緩やかです。
例えば、隣の八女市と比べてみてください。
八女市の人口推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040210/1
本当ですね!!
同じ福岡県南部の隣接する市同士でありながら、筑後市と八女市の人口減少のペースには随分と差があるようです。
はい。
ただ、隣接しているとはいえ、人口規模や地域性も異なります。
一概に比較できるものではないでしょう。
しかし、筑後市の人口減少のペースは、市のHPにある通り、比較的緩やかと言っても良いでしょうね。
八女市の高齢化やリハビリ事情については、以下の記事が参考になります。
どうぞ、ご参考にしてください。
次は、高齢化率の推移についてです。
筑後市の高齢化の推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040211/2
予想では、全国平均を下回り続けるようですね。
こちらも、八女市と比較してみましょう。
八女市の高齢化の推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040210/2
高齢化率の推移についても、筑後市と八女市では大きく傾向が異なりますね。
八女市は、全国平均を大きく上回っています。
こちらについても、地域特性の差が大きいと思われます。
の記事の中でも触れていますが、それぞれの地域特性を理解することは、どのような医療やリハビリを提供するかを考える上で非常に重要だと思います。
筑後での医療・介護のリハビリ
筑後での急性期リハビリ
続いて、筑後市での脳卒中を中心としたリハビリの事情について調べてみましょう。
先ずは、急性期のリハビリからです。
次の図をご覧ください。
筑後市で脳卒中が多い病院
福岡県地域医療構想 https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/fukuoka-lmp2017.html
この図は、八女筑後地域で、脳卒中などへも対応している急性期病院に関するものです。
やはり、公立八女総合病院と筑後市立病院の患者数が多いですね。
そうですね。
筑後市としては、筑後市立病院ですね。
筑後市立病院の神経内科
地方独立行政法人 筑後市立病院 https://www.chikugocity-hp.jp/department/shinryo/kokyuki_copy.html
筑後市立病院では、脳卒中に関しては主に神経内科が診察を行います。
脳卒中は、脳血管障害とも言います。
脳のCTやMRIなどの検査を行うことができます。
筑後市立病院でのリハビリについてはいかがですか?
はい、次をご覧ください。
筑後市立病院のリハビリテーション施設基準
https://www.chikugocity-hp.jp/department/technology/rehabili.html
脳梗塞や脳出血などの脳卒中に対応したリハビリが行われるのですね。
筑後での回復期リハビリ
急性期の後の回復期には、どのようなリハビリの病院があるのですか?
筑後市立病院には、急性期の後をフォローする病棟もあります。
これを、地域包括ケア病棟 といいます。
地域包括ケア病棟でもリハビリが受けられるのですか?
はい、リハビリがあります。
次の図は、地域包括ケア病棟のイメージです。
地域包括ケア病棟rとは?
筑後市立病院HPより https://www.chikugocity-hp.jp/department/chiikihokatsu.html
筑後市には、八女市や久留米市のように、回復期リハビリテーション病棟がある病院はないのですか?
そうですね。
回復期リハビリテーション病棟協会 のHPを見る限りでは、会員になっている病院はないようですね。
もし、気になる医療機関に回復期リハビリテーション病棟があるのかどうか?を確認したい場合には、直接問い合わせることが良いかもしれませんね。
わかりました!
八女市と筑後市は、八女筑後地区として同じ医師会が運営しています。急性期医療や回復期リハビリについても、筑後市の患者さんでも八女市の医療機関を利用することは多いようです。
それなら、選択肢が多くて良さそうですね。
筑後での介護保険リハビリ
次は、病院を退院した後の介護保険によるリハビリについてですね!
よろしくお願いします。
早速、WAM NET で検索してみましょう。
介護保険のリハビリには、主に訪問リハビリと通所リハビリがあります。
通所リハビリは、別名デイケアとも言います。
筑後市の訪問リハビリとデイケア(通所リハビリ)
WAM NETによる検索
検索できました。
「福岡県」→「筑後市」→「訪問リハビリ・通所リハビリ」の順で検索しました。
いくつかの事業所がヒットしました。
医療機関が運営するものと、介護老人保健施設が運営するものがありますね。
そうです。
介護保険によるリハビリは、決まりで医療機関か老人保健施設しか運営できないのです。
訪問リハビリは、筑後市立病院にありますね。
通所リハビリ(デイケア)については、「老人保健施設 のぞみ船小屋」と「老人保健施設クリーンパルゆう」の二つの老人保健施設に属するものがあります。
「セロリ」は、伊藤医院 に併設されたものです。
介護保険のリハビリについても、八女市などの近隣の自治体を含めて探せば選択肢が広がりますね。
その通りです。
WAM NETで検索するだけでなく、ケアマネージャーにも相談してみてください。
筑後での保険外のリハビリ
久留米脳梗塞リハビリサービス
ここまで、筑後市の脳卒中後のリハビリについて、急性期から介護保険についてまで教えていただきました。
筑後市でも、保険外のリハビリや自費のリハビリは利用できるのですか?
久留米脳梗塞リハビリサービスのHPには、久留米市、筑後市、八女市、佐賀市を中心にサービスを提供しているとされていますね。
はい。
通所リハビリへの不満の中で良く聞かれるのは、リハビリ時間が20分間程度で短すぎるというものですね。
残念ながら、制度としてそのように位置付けられています。
勿論、もっと長い時間をかけても問題があるわけではありません。
しかし、全ての利用者に対して公平なサービスを行おうとすれば、どうしても20分間程度に止まってしまうことは仕方がないことです。
自費や保険外のリハビリを利用した方が良い方は、介護保険のリハビリでは物足りないというような患者さんですね。
それから、退院後もリハビリにより片麻痺などの運動機能の障害から回復を目指したいような方々でしょう。
脳卒中による片麻痺は、回復期を終了してもリハビリで改善する可能性があるのですか?
はい。
過去にも、慢性期でのリハビリによる改善の可能性について書いた記事があります。
どうぞ、ご参考にされてください。
脳梗塞の保険外 リハビリが必要な理由とは|ベテラン作業療法士が解説します
わかりました。
ありがとうございました。
筑後でのリハビリなら久留米脳梗塞リハビリサービス|脳卒中の退院後のまとめ
筑後での脳卒中のリハビリのまとめ
筑後市は、福岡県の南西部、筑後平野の中央にあります。
筑後市では、周辺の自治体に比べると、今後の人口減少や高齢化率の増加は比較的に低く抑えられると予想されています。
筑後での医療・介護のリハビリ
筑後市での急性期へのリハビリについては、筑後市立病院が中心となります。
筑後市立病院には、地域包括ケア病棟もあり、急性期後もリハビリなどが提供されてます。
筑後市で、介護保険によるリハビリの事業所を検索するには、WAM NET が便利です。
筑後での保険外のリハビリ
筑後市で、保険外のリハビリや自費のリハビリを受けたい場合には、久留米脳梗塞リハビリサービス があります。
久留米脳梗塞リハビリサービスでは、介護保険によるリハビリの欠点を補いつつ、慢性期においても機能の改善を目指します。