
目次
佐賀市で脳梗塞への自費リハビリが有効な理由
佐賀市の特徴

さくら先生!
今回は、佐賀市の脳梗塞への自費リハビリの現状について教えてください
わかりました!
佐賀市は久留米市とも隣接していますね。


たしかに、久留米市と佐賀市は地理的にも近く、人口規模も似通っていますよね。

ただ、県が違えば、中心となる医療機関なども異なります。
今回は、佐賀市に焦点をあててみましょう。

先ずは人口の推移です。

佐賀市の人口推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001041000/1 より

この記事は、2024年5月現在の情報を基にしています。
佐賀市の人口は、2025年で233,301人と予想されています。

分かりやすい様に、隣接している福岡県の久留米市と比較してみましょう。

福岡県久留米市の人口推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040203/1

福岡県の久留米市は、2025年で人口が303,316人と予想されていますね。
佐賀市は、久留米市の7割強というところでしょうか?
今後の人口減少の程度も、グラフを見る限りは佐賀市と久留米市は似た推移を辿りそうですね。

では、次は高齢化率の推移を比較してみましょう。

佐賀市の高齢化率のの推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001041201/2

佐賀市の高齢化率は、2025年で28.9%と予想されています。
全国平均をわずかに下回る程度ですね。

こちらも、久留米市と比べてみましょう。

久留米市の高齢化率の推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040203/2

久留米市も佐賀市と同様に、全国平均をわずかに下回りそうですね。

本当ですね。
佐賀市と久留米市は、人口の推移も高齢化率の推移も似ていると言って良いでしょう。

ただ、両市には少し違う傾向もありますので、そこについてご説明しましょう。
次のグラフを見てください。

佐賀市の世帯数の推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001041201/17 より改編

こちらは、2023年までの佐賀市の世帯数の推移を示したグラフです。

赤の世帯数の折れ線グラフが右肩上がりで増えていますね。

そうです。
日本全体が、ほぼ同じ傾向にあります。

日本では、人口は減少しているのに、世帯数はむしろ増えているのですね。
これは、どうしてでしょうか?

そうですね。
つまり、高齢者の世帯や高齢者の独居世帯が増えているということだと考えられます。

なるほど。

次に、久留米市を見てみましょう。

久留米市の世帯数の推移
GD Freak! https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001040203/17 より改編

こちらも、同じ様に赤の世帯数の折れ線グラフが右肩上がりです。
佐賀市と同じ様な経過に見えますけど・・・・
佐賀市と久留米市には、何か違いがあるのですか?

はい。
ここでは、対前年増減率の青い棒グラフに注目していただきたいです。
ちょうど、黄色で囲んでいる部分です。

2015年から2023年にかけてですね。

そうです。
先ずは、久留米市についてです。

久留米市は、2015年に対前年度増減率が1.4%を記録しています。
他の年も、概ね0.8%を超える状況となっています。

たしかにそうですね。
それだけ、高齢者世代が増加していることが推測されるのですね。

次に佐賀市の場合です。

増減率が1%の年もありますが、他はそれを下回っています。

なるほど。
一見、同じ様に世帯数が増えているように見えますが、実は佐賀市の方が久留米市よりも増加率が緩やかであると言えるのですね。

なかなか、興味深いです。
しかし、両市の違いの理由は何でしょうか?

正直なところ、良くわかりません。
勝手な印象ですが、佐賀市の方が伝統的に多世代同居に抵抗がないイメージはありますね。

実際に、九州の中では三世代世帯が最も多いというデータもあります。
佐賀県の三世代世帯数は全国9位
都道府県別三世代世帯人数 https://todo-ran.com/t/kiji/16414 より

そうかもしれません。
良い意味で保守的というか、伝統を守るような気風があるのかもしれませんね。
佐賀市で脳梗塞への自費リハビリが有効

さくら先生!
このような、佐賀市の市民性とリハビリの効果には何か関係があるのでしょうか?

はい、あると思います。
断言はできませんが、多世代同居に抵抗が低いということは、別な表現では家族のつながりを大事にするということが言えるのかもしれません。

もちろん、現代は価値観の多様性が重視される時代です。
けっして、多世代同居をしないことが家族を大事にしないなどと言うつもりはありません。

ただ、心身に後遺症や障害を負った状況では、やはり家族などの周囲の支えが必要な場合は多いといえます。

家族のつながりを重視することと、リハビリの効果に関連性があるのですか?

想像してみてください。
脳梗塞などでリハビリが必要なケースには、同時に何らかの支援が必要な場合が多いものです。
それは、物理的な介護ということだけでなく、経済面や心理面においてもです。
そのような面に家族の支援がある場合とない場合では、リハビリの効果には差がある可能性は高いと思います。

たしかに、家族が熱心なケースでは、患者さんのリハビリ意欲も高いような印象はありますね。

私もそう思います。
特に、保険外の自費リハビリを希望される利用者さんでは、ご家族の理解度も高いものです。

もしそうなら、佐賀市のように家族のつながりを重視するような市民性は、自費リハビリとの親和性も高いのかもしれませんね。
そのような意味では、佐賀市では脳梗塞などへの自費リハビリがより有効ということになりますね。
佐賀市の脳梗塞リハビリ病院

ここからは、佐賀市の脳梗塞リハビリ事情についてご説明しましょう。

よろしくお願いします。

自費リハビリの前に、先ずは病院でのリハビリについてです。
急性期から回復期について見てみましょう。
佐賀市の急性期リハビリ病院
佐賀県医療センター好生館

佐賀県医療センター好生館です。
佐賀市の中心的な急性期病院です。
佐賀県医療センター好生館には、県下唯一の脳卒中治療ケアユニット(SCU)があります。脳神経外科と脳神経内科が協働して、脳に限らず脳卒中の治療や予防に重要な全身の血管を管理します。リハビリ科においても、30名近い専門スタッフを配置しています。

好生館の県下唯一の脳卒中治療ケアユニット
脳卒中治療センター https://www.koseikan.jp/about/other/public_information/pdf/stroke_2022.pdf
佐賀市の回復期リハビリ病院
佐賀リハビリテーション病院

次は、回復期の佐賀リハビリテーション病院です。
佐賀リハビリテーション病院は、昭和34年に開院した吉原内科から60年以上の歴史を持ちます。充実の診療体制に加えて、回復期リハビリテーション病棟もあります。リハビリテーション体制は、70名を超える専門職と看護・介護スタッフによる徹底したチーム医療が行われます。

充実のチームリハビリ医療を提供
佐賀リハビリテーション病院 http://www.sagareha.or.jp/main/15.html
佐賀記念病院

次も回復期リハビリを提供している、佐賀記念病院です。
佐賀記念病院は、佐賀市の中心で総合的な医療を提供しつつ、回復期リハビリテーション病棟も有しています。365日体制での診療や、全室個室などの患者ファーストの病院でありながら、脳梗塞へのリハビリにも力を入れています。

365日安心して受診できる
佐賀記念病院 https://sagakinen.jp/rinen/
サンテ溝上病院

次は、サンテ溝上病院です。
専門的な脳卒中治療センターや急性期リハビリテーションと共に、回復期リハビリテーション病棟を運営しています。
サンテ溝上病院は、脳卒中治療を専門とした、地域の総合病院として位置付けです。救急医療から回復期リハビリテーションまで、専門的かつ幅広く医療を展開しています。HPからも院長の高い意欲が感じられます。

脳と心を健康に
サンテ溝上病院 https://sante-mizokami.com/

佐賀市の脳梗塞への治療・リハビリ体制はとても充実していますね!
佐賀市の退院後の脳梗塞リハビリ

次は、病院退院後の脳梗塞リハビリについてです。
全国共通ですが、退院後は介護保険によるリハビリが主流となります。

介護保険のリハビリには、主に通所リハビリと訪問リハビリがあるんですよね。


介護保険の通所リハビリ
通所リハビリは、デイケアとも呼ばれます。文字通り、通所してリハビリを受ける場となります。類似したサービスに通所介護(デイサービス)があります。通所リハビリの通所介護の違いは、リハビリ専門職の配置が必須であることです。当然、専門職による個別のリハビリサービスが提供されます。
通所リハビリ(デイケア)について
一般社団法人全国デイ・ケア協会 https://day-care.jp/about-2/about01-2

前述の表を参考に見てください。
通所リハビリでは、いくつかの加算に応じたリハビリが提供されます。
ただ、加算が付くのは、主に利用から3か月以内であり、それ以降は明確な基準が無いため、リハビリ時間が短くなる可能性もあります。
介護保険の訪問リハビリ
訪問リハビリは、リハビリスタッフがご自宅などへ訪問してリハビリを提供するサービスです。主に生活の場でリハビリを行うことから、「その人らしさ」の追求や生活の質が重視されます。
訪問リハビリテーションとは
一般社団法人 日本訪問リハビリテーション協会 https://www.houmonreha.org/association/

訪問リハビリについても、前述の表が参考になります。
20分間・40分間などの時間の他、週当たりの回数も決められています。

訪問リハビリは、通所リハビリと異なり、一定期間が過ぎても同じ時間が提供されます。
ただし、介護保険の区分限度支給額の範囲内になります。

このように、非常に充実した病院から介護保険でのリハビリ提供体制ですが、課題もあります。

えっ、そうなんですか?
それは、何ですか?

それは、「介護保険のリハビリは必ずしも上下肢の麻痺などの運動機能の回復を目指すとは限らない」ということです。
日本のリハビリ医学の定説として、脳梗塞などによる上下肢麻痺の回復は、おおよそ発症半年程度で終了するとされています。
これを根拠として、介護保険のリハビリは、機能の回復よりも、機能の維持や残存能力を活かした生活の質の向上が面の目標とされます。

これについての説明は長くなりますので、過去の記事を参考にしていただければ幸いです。

しかし、一方では、発症から半年を経過したケースにおいても機能回復が見られるという報告は少なくないという事実もあります。
経験上も、発症後半年を過ぎたケースでも多くの利用者が回復をされたことは珍しくありません。
これについても、過去に詳しく解説した記事がありますので、どうか参考にしてください。

個人的見解としては、発症後半年で運動機能の回復を諦めるのはもったいない気がします。
少なくとも、2年程度は、介護保険リハビリに加えて、自費リハビリを活用することなどで、回復を最大限にすることを目指すべきだと考えます。
佐賀市で利用できる脳梗塞自費リハビリ

そうなんですね。
私は、これまでのさくら先生の記事を読んで、病院を退院後も積極的に上下肢などの回復を目指すことは大切だと思っていました。

ただ、脳梗塞への自費(保険外)リハビリは、佐賀市でもまだまだ普及していない印象です。
多分、私が知らないだけで、本当は色々と行われているのでしょうね?

残念ながら、そうも言えません。
まだまだ、自費リハビリは目立たない存在であると言わざるを得ません。

理由はなんでしょうか?

いろいろあると思います。
一番は、我々がもっと自費リハビリの価値を啓蒙する必要があるのだと思います。

そうなんですね。

最後に、佐賀市でも利用できる、脳梗塞の自費リハビリ事業所をご紹介しますね。

はい、よろしくお願いします。
久留米脳梗塞リハビリサービス

こちらは、福岡県の久留米市や筑後市を中心にして、訪問にて脳梗塞への自費(保険外)リハビリを提供しています。

八女市や佐賀市へも訪問されるのですね。

代表の永田誠一は、臨床経験37年間のベテランです。
大学院で、脳と運動回復に関する研究をしたこともあります。

自費リハビリといえば、やはり高額なのですか?


1回の体験で、利用すべきかどうかがわかるものですか?

はい。
施術には、即時効果が見られます。
即時効果とは、施術中や施術直後に実感できる効果のことです。
この効果が、明確なケースには、心から利用をお勧めしています。

即時効果が見られない場合もありますか?

はい。
全く見られないことはありませんが、効果が少ない場合もあります。

それは、どんなケースですが?

やはり、発症から時間が経過している場合は、即時効果も少なくなると思います。
しかし、これは個人差が大きいので、一概には言えません。

一度、体験利用をしてみて、効果を感じてみたら良いのですね?

そうです。
やはり、一度の施術でも何らかの効果を実感できなければ、自費リハビリを続けるモチベーションは高まらないと思います。

体験利用の中で、即時効果やその延長線上の回復予後なども説明していただけるのでしょうか?

はい。
もちろん、回復をお約束することは困難ですが、大まかな目処は説明できると思います。

大体、どれぐらいの期間でどの程度の回復が目指せるのかを聞くだけでも、利用者は安心しますよね。

そうです。
一度、体験をご利用いただき、実際の利用をご検討いただければよろしいかと思います。
佐賀市の脳梗塞への自費リハビリ|急性期・回復期から保険外までのまとめ
佐賀市で脳梗塞への自費リハビリが有効な理由のまとめ
佐賀市では、久留米市と同様に、今後の人口推移や高齢化率の推移は、全国平均並みと予測されています。
一方で、高齢者世帯や高齢者独居世帯の増加は、比較的に低く抑えられる可能性があります。
市民性の豊かさからも、佐賀市では脳梗塞への自費リハビリが有効です。
佐賀市の脳梗塞リハビリ病院のまとめ
佐賀市には、急性期から回復期に至るまで、脳梗塞リハビリへの充実した医療体制があります。
佐賀市の退院後の脳梗塞リハビリ
佐賀市では、退院後のリハビリにおいても、介護保険によるリハビリが準備されています。
ただし、介護保険のリハビリには長所だけでなく課題もあります。
佐賀市で利用できる脳梗塞自費リハビリ
佐賀市で利用できる脳梗塞への自費リハビリ事業所には、久留米脳梗塞リハビリサービスがあります。
是非、体験利用を通じて効果を実感してみてください。